無音屁の達人に会って、無音屁をマスターしてみた
こんにちは！
がむてぷおです！！
突然ですが、みなさんには特技がありますか？
私には特技と呼べそうなものが辛うじてあるのですが、ヘイホー(マリオシリーズの敵)とすぎるくん(花かっぱに出てくるキャラクター)というマイナーキャラのモノマネくらいで、特技を見せなければならない場面ではいつも会場の空気を悪くしています。
もうみんなをがっかりさせるのは嫌だ。
苗字がメチョリン２世に変わるくらい嫌だ。
それめっちゃ嫌よな。わかるわかる。
↑どなた？
そこで私は考えました。
みんなに披露できる特技が欲しい！！
そして、みんなを楽しませたい！！！！
ということで新しい特技を覚えることにしました。
どんな特技を覚えるのか、かなり真剣に5分ほど悩みに悩みぬきましたが、現代人の特技「ググる」を活用することで、ばっちり決まりました。ネットって最＆高！
今回覚える特技は・・・
ジャカジャカジャカジャカジャンガジャンガジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャン！！！！！
「無音屁(むおんぺ)」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ(無限の拍手)
「拍手が鳴りやまぬ、閑古鳥も泣いている」とはまさにこのこと。
目標ができるというのはめでたいことですよね。
たくさんの拍手ありがとうございます。
ヒューヒューだよ～
そして無音屁って何？という皆さんの叫びはもちろん聞こえています。
安心してください、説明しますよ。
「オナラを全くの無音で排出できる」
これが無音屁という特技です。
最高ですね。
無音でおならができるなんてどう考えても最高！！
だってオナラをしたことがバレる原因って100％音だから！においではオナラした人を特定できないから！
つまり、いつオナラをしてもバレっこない・・・ってコト！？
そういうこと。
そして無音屁には達人がいるらしく、その達人に弟子入りすることが無音屁を習得する唯一の方法で、年間５万人が弟子入りして99.9％が途中でポッキーを食べてしまい破門されるそうです。(トッポなら許されるのかもしれない)
幸いなことに私はポッキーをあまり食べません。だってじゃがりこが好きだから。
条件はそろった。
これはもう行くっきゃナイチンゲール！
行くっきゃナイル川氾濫の危機！
※ナイチンゲールさんは記事に参加しておりません。
本当にこの記事に登場するのは以下３人。
＜登場人物紹介＞
この記事を書いている人。登校中にバスの中でビックバン・オナラをかましてしまい、耳を真っ赤にした経験がある。それ以来オナラのことをあまりよく思っていない。
今回の取材についてきてくれた心優しきぬいぐるみ。オナラどころか排泄すらしたことがないのでオナラのことは良くも悪くも思っていないらしい。
無音屁の達人。彼の素性は謎に包まれている。アマガミのキャラだと梨穂子が好き。
そんな訳で無音屁を習いに達人に会いに行くから、付いてきて！
無音屁って何？
誰かに弟子入りなんてしたことないから、楽しみだなーなーなーなななーななー
無視なんだ
Let's Go!!(スーパーマリオ64のマリオ)
ごめんくださーい
「ようこそうめん」
うわぁ！
家の中に入ったらいきなり白髪の老人が現れたので驚いてしまいました。
急なことだったとはいえ、人を見て驚くのは失礼かも。反省反省っと。
「ようこそうめん」って言ってたけどもしかして白髪じゃなくて「そうめん髪(はつ)」？
「それで、何しに来たんだい？」
無音屁の特訓に来ました。無音屁ができるようになりたいんです！
弟子入りさせてください！お願いします！お願いします！お願いします！
「教えるメリットはあるの？」
あります！
「お前に世界が救えるのか？」
救えます。
「それならいいよん」
いいんだ
「早速で悪いけど、修行のやり方を伝える」
お願いします！
「私の動きをよく見ておいて」
「1度しかやらないからね」
「以上」
なにこれ
「今のを３日間私とともに踊り続けてもらう」
踊りだったんだ
「私の動きについてこれるかな？」
任せてください！体力には自信があるんです！！
ホントに体力あんの？
腕立て３兆回できる
思ってたより凄い
それから私は３日間眠らずに踊り続けた。
不思議と眠気は全く感じない。
しかし、腹は減る。
腹が減ることだけは生きていれば仕方がないのだと魯山人は言った。
腹が減ったら「ジョジョの奇妙な冒険 61巻」を読んだ。
なぜか達人の家には「ジョジョの奇妙な冒険 61巻」だけが5冊も置いてあり、達人に空腹を申し出ると、達人は無言でじっとこちらを見つめながら「ジョジョの奇妙な冒険 61巻」を渡してきた。
初めのうちは訳が分からなかったが61巻を読んでみると、チョコラータが「無駄無駄ラッシュ」されている箇所を読むだけで腹が満たされていくことが分かった。
１無駄＝１チョコスティックパンくらいのレートで満たされた。
いったい何本のチョコスティックパンが満腹のためには必要なのか。
「お前は満腹に必要なチョコスティックパンの本数をおぼえているのか？」
これが後に世界を一変させる「ジョジョの奇妙な冒険 61巻 チョコラータ無駄無駄ダイエット」の走りである。
そうこうしているうちに３日は経っていた。
達人、３日間踊り続けました。
「よく頑張った、おめでとう。君は無音屁マスターだ」
踊ってただけなのに？
「そしてDance Dance Revolusionでもある」
わけがわからないよ
よっしゃぁ！この特技で俺もみんなを楽しませられるぜ！！ありがとうございました、達人！
「それは難しいでしょ」
え？
「みんなは楽しめないでしょ」
ど、どうして！？オナラを無音で放出できるなんてすごいスキルじゃないですか！
「だって地味だから」
は？
「他の人からしたら何も起きてないのと同じなのにどうやって楽しむんだ」
そんなぁ！それじゃあ、俺の3日間は無駄ですか？無音屁をどう活用すればいいんですか！？教えてくださいよ！！
「むかつく人にバレずにオナラするとか？」
無音屁しょうもな
しょうもなすぎる～
頭おかしくなってすぎるくんのモノマネしてる
ハローキティ こんにちは キティはみんなの人気者 わんぱく 意地悪 おこりんぼうも 優しいキティと一緒なら つられて優しくなっちゃうなぁ あ！
ハローキティのポップコーンマシーンになっちゃった。なんで？
いかがだったでしょうか。
こうして私の「特技でみんなを楽しませよう大作戦」は失敗に終わってしまいました。
よくよく考えれば無音屁をした前後で目に見える変化がないのにどうやって盛り上がるんだという話でしたね。
少し考えればわかる話なのに本当に無駄な時間を過ごしてしまいました。
なんだか残念な気持ちなので今日はこの辺で終わろうと思います。
それでは、さよおなら。
＜数日後＞
てぷお君！データを入れるところ間違えてるよ！！これで何度目？大体君はいつも来るの遅いし、そういう意識の低さがさぁブツブツブツブツ
(やってしまった。この人の説教長いし最悪だよ。)
(怒られてるとイラつくし、何とか一矢報いたいぞ)
「むかつく人にバレずにオナラするとか？」
(その手があったか！今この場でオナラをしても、音が出なければ俺が疑われることなく、においで嫌な思いをさせられる！)
(最高じゃないか無音屁)
(これが完全犯罪ってやつか？きっとそうだ)
(やっちゃえ、てぷお)
(喰らえ、俺のスキル！「無音屁」！)
お前今無音屁しただろ？
(は？)
無音屁しただろ？
(なんでバレてるの？)
知らなかったんだね。無音屁使いは他人の無音屁を認識できるんだ。
(というか、あんたも無音屁できるんか？)
そしてこれも知らないんじゃないか！？無音屁にはさらなる高みが存在することを！
さらなる高みだって！？
聞いてないぞ！！
ウォォォォォォォォォォォォォォ！！！！！！！！
無音臭屁！！！
なんだそれ！！！！！！！
この時の私は考えてもいませんでした。
まさか自分が、戦いへと身を投じることになるとは・・・
まさか自分が、世界の命運を握るとは・・・
あんな悲惨な出来事が・・・起きるとは・・・
次回 「過去からの手紙」
フフフ
どうやらうまくいったようだな
未来を変えられるのはお前だけだ、がむてぷお。
＜つづく・・・？＞
